カメラグランプリ2004 データ

カメラグランプリ2004
「ニコンD70」
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記者クラブ特別賞
「キヤノンEOS Kiss Digital」
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カメラ記者クラブ特別賞
「シグマ12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM」
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カメラグランプリ2004ロゴおよびカメラ記者クラブ特別賞ロゴの使用について

ロゴマークとともに必ずカメラ記者クラブ参加各雑誌のネームも入れてください。カラー誌面の場合、ロゴマークに指定があります(赤色部はY100M100/水色部はC100)。指定に沿った色でお願いします。1色誌面の場合は、グレースケールにしてください。使用の際に不都合がございましたら、実行委員会までお問い合わせください。なお、ロゴの使用サイズは雑誌名の文字つぶれを防ぐために、左右30mm以上でご使用いただけますようお願いします。
カメラグランプリロゴeps画像(MAC)
CGPlogo_04J.hqx(日本語)
CGPlogo_04e.hqx(英語)

カメラグランプリロゴeps画像(Windows)
CGPlogo_04J.exe(日本語)
CGPlogo_04e.exe(英語)
記者クラブ特別賞ロゴeps画像(MAC)
CGPSPlogo_04J.hqx(日本語)
CGPSPlogo_04e.hqx(英語)

記者クラブ特別賞ロゴeps画像(Windows)
CGPSPlogo_04J.exe(日本語)
CGPSPlogo_04e.exe(英語)



【カメラグランプリ2004】
【カメラグランプリ2004・カメラ記者クラブ特別賞】
決定のお知らせ



 カメラグランプリ2004は「ニコンD70」(開発メーカー・株式会社ニコン)に決定いたしました。昨年度のEOS-1Dsに引き続き、デジタル一眼レフカメラが3年連続での受賞となります。
 カメラグランプリは、写真・カメラ雑誌のメカニズム担当記者の集まりであるカメラ記者クラブ(1963年9月発足、現在13誌14名加盟)が主催し、カメラグランプリ実行委員会の運営のもと、毎年、一年間に日本国内で新発売されたスチルカメラの中からもっとも優れたカメラ一機種を選び、表彰するものです。
 選考委員は、カメラ記者クラブ会員をはじめ、記者クラブ加盟雑誌の編集長もしくは代表者、およびカメラグランプリ実行委員が委託した学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家等で構成され、今年は総勢51名が選考にあたりました。また、選考対象となったカメラは、2003年4月1日から2004年3月31日までに新発売された172機種でした。

 また、1990年より、大衆性、話題性、先進性に特に優れた製品と認められた場合にカメラグランプリの決定後、グランプリカメラを除くすべての製品を対象に、カメラ記者クラブ会員の合議によって選ぶ「カメラグランプリ・カメラ記者クラブ特別賞」を設けていますが、今回は「キヤノンEOS Kiss Digital」(開発メーカー・キヤノン株式会社)と「シグマ12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM」(開発メーカー・株式会社シグマ)の受賞となりました。


【選考理由】
       
●カメラグランプリ2004 『ニコンD70』
 
 普及価格帯のデジタル一眼レフでありながら、上級機であるD100をも凌ぐ機能を搭載し、性能、価格、サイズなど、すべてが高次元でバランスのとれたカメラである点が高く評価された。性能的には高速起動と多枚数連続撮影など、これまでのデジタルカメラの弱点を克服。35ミリフィルム一眼レフと同等レベルのレスポンスを実現し、実用性、快適性を向上させた点は特筆すべきであろう。また初心者にもわかりやすい操作メニューなど、ユーザーの間口を広げ、デジタル一眼レフカメラの新しい流れを作り出したといえる。
 さらに、

・スイッチオンで即撮影可能となるクイックレスポンス。

・秒3コマ、連続では最大144枚まで撮影可能な連写性能。

・1/8000秒の高速シャッター、1/500秒での高速シンクロ撮影が可能。

・高速、高精度のAFシステム。

・見やすく大きい操作メニュー。

・シリーズで統一された高級感を感じさせるデザイン。

など、デジタル一眼レフ時代の中核を担う機種として、その卓越した性能と大衆性が評価された。


●カメラ記者クラブ特別賞 『キヤノンEOS Kiss Digital』

 デジタル一眼レフカメラの価格的な敷居を一気に押し下げ、デジタル一眼レフの急激な普及・浸透に寄与したカメラである。後発の製品開発にも大きな影響を与え、カメラ市場全体を活性化したなど功績は大きい。また、先進的なマーケティング、広告宣伝活動によって、デジタル一眼レフカメラの大衆化を推し進めたのみならず、写真文化全体に広く貢献する企業功績も高く評価された。
 さらに、

・自社で設計製造したCMOSセンサーを採用、高画質をより低価格で実現。

・手軽に撮影できるEOS Kissのコンセプトを踏襲。

・コンパクトで軽量なボディ。

・小型軽量低価格な専用レンズEF-S 18-55mm F3.5-5.6 USMをセット発売。

など、デジタル一眼レフの楽しさをエントリーユーザーをも含めて広く世に知らしめた記念碑的カメラだといえるだろう。

●カメラ記者クラブ特別賞 『シグマ12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM』

 デジタル一眼レフのみならず、35ミリ判でも使用可能なイメージサークルを持つ超広角ズームレンズであり、魚眼レンズを除く35ミリ一眼レフ用ズームレンズとしては唯一である12ミリという超広画角を実現しているレンズである。また特殊低分散SLDレンズやグラスモールド非球面レンズなどを使用し、歪曲や色などの諸収差を高度に補正しつつもリーズナブルな価格で製品化している点が高く評価された。
 さらに、

・4枚の特殊低分散SLDレンズを採用し色収差を良好に補正。

・2枚のグラスモールド非球面レンズと1枚のハイブリッド非球面レンズを採用し歪曲等の諸収差を補正。

など、高い光学技術により、これまでにないイメージづくりに大きく寄与するレンズであるといえるだろう。


■1984年の第1回カメラグランプリ’84以来、今年でカメラグランプリは21回を数えますが、初回よりの受賞カメラは以下のとおりです。

第1回(1984年) ニコンFA(日本光学工業株式会社・現株式会社ニコン)
第2回(1985年) ミノルタα−7000(ミノルタカメラ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第3回(1986年) キヤノンT90(キヤノン株式会社)
第4回(1987年) キヤノンEOS650(キヤノン株式会社)
第5回(1988年) KYOCERA SAMURAI(京セラ株式会社)
第6回(1989年) ニコンF4/F4S(株式会社ニコン)
第7回(1990年) キヤノンEOS10クォーツデート(キヤノン株式会社)
第8回(1991年) コンタックスRTSIII (京セラ株式会社)
第9回(1992年) ペンタックスZ−1クォーツデート(旭光学工業株式会社・現ペンタックス株式会社)
第10回(1993年) キヤノンEOS5(キヤノン株式会社)
第11回(1994年) ミノルタα−707si(ミノルタ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第12回(1995年) コンタックス G1(京セラ株式会社)
第13回(1996年) ミノルタTC−1(ミノルタ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第14回(1997年) ニコンF5(株式会社ニコン)
第15回(1998年) ペンタックス645N(旭光学工業株式会社・現ペンタックス株式会社)
第16回(1999年) ミノルタα−9(ミノルタ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第17回(2000年) キヤノンEOS−1V(キヤノン株式会社)
第18回(2001年) ミノルタα−7(ミノルタ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社) 
第19回(2002年) キヤノンEOS−1D(キヤノン株式会社) 
第20回(2003年) キヤノンEOS−1Ds(キヤノン株式会社) 
第21回(2004年) ニコンD70(株式会社ニコン) 
 
 
 また、カメラ記者クラブ特別賞は今年で15回目となります。
 
第1回(1990年) コニカKANPAI(コニカ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第2回(1991年) フジ カルディア トラベル ミニDUAL−P(富士写真フイルム株式会社)
第3回(1992年) コニカHEXAR(コニカ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第4回(1993年) ニコノスRS(株式会社ニコン)
  シグマ各種交換レンズ群およびSA−300(株式会社シグマ)
第5回(1994年) オリンパスμズームパノラマ(オリンパス光学工業株式会社・現オリンパス株式会社)
第6回(1995年) リコーR1(株式会社リコー)
第7回(1996年) フジフイルムGA645プロフェッショナル(富士写真フイルム株式会社)
第8回(1997年) キヤノンIXY(キヤノン株式会社)
  コンタックスAX(京セラ株式会社)
第9回(1998年) オリンパスCAMEDIA C−1400L(オリンパス光学工業株式会社・現オリンパス株式会社)
第10回(1999年) ニコンCOOLPIX950(株式会社ニコン)
  タムロンAF28〜300mmF3.5-6.3LD ASPHERICAL[IF]MACRO(株式会社タムロン)
第11回(2000年) ニコンD1(株式会社ニコン)
  コニカHEXAR RF(コニカ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第12回(2001年) ブロニカRF645(株式会社タムロン)
  フジクロームプロビア100F/400F(富士写真フイルム株式会社)
第13回(2002年) ニコンFM3A(株式会社ニコン)
  ミノルタDiMAGE X(ミノルタ株式会社・現コニカミノルタフォトイメージング株式会社)
第14回(2003年) フジフイルムGX645AFプロフェッショナル(富士写真光機株式会社)
  ハッセルブラッドH1(ヴィクターハッセルブラッド社)
第15回(2004年) キヤノンEOS Kiss Digital(キヤノン株式会社)
  シグマ12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM(株式会社シグマ)



●下記写真は6月1日アイビーホール青学会館に於いてカメラグランプリ2004贈呈式の様子です。
表彰楯を受け取るカメラグランプリ2004受賞 株式会社ニコン 常務取締役 映像カンパニー プレジデント 木村眞琴氏(右)と楯を手渡すカメラグランプリ2004実行委員長 三浦康彦
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表彰楯を受け取るカメラ記者クラブ特別賞受賞 キヤノン株式会社 イメージコミュニケション事業本部 副事業本部長 取締役 岩下知徳氏(右)と楯を手渡すカメラグランプリ2004副委員長 杉山 收
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表彰楯を受け取るカメラ記者クラブ特別賞受賞 株式会社シグマ 副社長 山木和人氏(右)と楯を手渡すカメラグランプリ2004副委員長 米倉昭仁
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カメラグランプリ2004受賞メーカー挨拶。挨拶をする株式会社ニコン 映像カンパニー 開発統括部 統括部長 後藤哲朗氏
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カメラ記者クラブ特別賞受賞メーカー挨拶。挨拶をするキヤノン株式会社 イメージコミュニケーション事業本部 カメラ開発センター 所長 村野 誠氏
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カメラ記者クラブ特別賞受賞メーカー挨拶。挨拶をする株式会社シグマ 光学技術部 係長 上村 豊氏
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※本件に関するお問い合わせは・カメラグランプリ2004実行委員会委員長・三浦康彦(学研CAPA編集部・TEL03-5434-2631)または事務局長・秋山薫(日本フォトコンテスト編集部・TEL03-3551-2689)までお願いいたします。

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