
選考理由
AIプロセッシングユニットを統合した「BIONZ XR2」により、⾼度な処理能⼒と低消費電⼒を両⽴。部分積層型CMOSセンサーの搭載は、最⼤約16ストップに及ぶ広いダイナミックレンジと、14bit RAWでのブラックアウトフリー最⾼約30コマ/秒連写を可能にした。
フラッグシップ機譲りのリアルタイム認識AFは、追従精度と信頼性をさらに⼀段引き上げている。全画素読み出しの4K60p動画や、⾃由度の⾼い4軸マルチアングル液晶モニターの採⽤など、表現者の多様なニーズを⾼い次元で充⾜させている。
従来の「ベーシック機」という枠組みを刷新し、フルサイズミラーレスカメラの新たなスタンダードを定義したその完成度は、選考委員から極めて⾼い評価を得た。最先端技術を幅広いユーザー層に開放した意義を称え、本機を⼤賞に選出した。

選考理由
50mmから150mmまでのズーム全域で開放絞りF2を実現した世界初の⼤⼝径ズームレンズ。超⾼度⾮球⾯XAレンズ2枚を効果的に配置した⾰新的な光学設計により、単焦点レンズに迫る優れた解像⼒と⾃然でやわらかいぼけを描き出す。
最⼤撮影倍率は0.2倍と⾼い近接撮影性能も備える。それらが質量約1,340g(三脚座別)の軽量設計でまとめられ、機動性が求められるポートレート、ウエディングや室内イベント・スポーツなどプロフェッショナルの現場で評価され、「カメラグランプリ2026レンズ賞」に決定した。

投票理由(一部抜粋/編集)
・ランクアップしたスタンダード機としてソツのない仕上がりになっており、これさえあればなんでも撮れるという安⼼感があります。
・EOS R5 Mark Ⅱと遜⾊ないカメラで価格はR5より安い。CFexpressカードが使えるようになったので、もうこれで⼗分でしょと思わせるカメラ。
・CP+にて試し撮りを体験した際、ピントの精度やシャッターを切る⼼地よさに満⾜したから。
・4⽉から写真学科で学び始める⾝として、これからの数年間を共にする『信頼の基準』としてこの⼀台を選びました。スペックの数字以上に『撮り⼿の意図を裏切らない』という哲学を感じます。プロを⽬指す学⽣にとって、表現の基礎を叩き込むための最⾼の教科書であり、相棒になると確信しています。
・動きのある⼦どもや⽇常の⼀瞬をキレイに残せるからです。⼤切な思い出を、より鮮明に残せる1台だと思い選びました。
・EOS 5D Mark Ⅳを彷彿とさせる全体的な完成度を感じるため。
・性能、重量、すべてにおいて、使うのにちょうどいいスペックだから。
・画質・価格のバランスが最も良い。

投票理由(一部抜粋/編集)
・廉価で個性的しかもF値1.2。 レンズ開発陣に拍⼿したい!
・夢だったF1.2レンズがこんなにも安く⼿元にきて驚いています。ポートレートやスナップ撮影が⼀段と楽しくなりました。⾼スペックだけじゃない⽅向で技術⼒を⽰したレンズとして選びます。
・レンズが⾼解像度で⾼い⽅向性ばかりの所に現れたアンチテーゼ。もっと⾊々なベクトルのレンズが現れて欲しい。
・ソニーユーザーですが、RF45mmは気になるレンズです。最新ですが、オールドレンズのような描写が楽しめる。F1.2でありながら6万円台という破格の値段。使っていて楽しそうなので、⼀度使ってみたいレンズです。
・RFレンズといえば⾼嶺の花だったが、F1.2という明るさにもかかわらず信じられない価格。EFレンズの設計を流⽤したレンズということで、今後も同じようなレンズの登場に期待したい。
・⼤⼝径レンズは⾼価で⾼性能、という固定観念を打破した新しいコンセプトの商品であるため。⼤⼝径は欲しいが究極の解像を求めているわけではない、というユーザーニーズに応えた。

選考理由
APS-Cセンサー搭載のコンパクトカメラで初のモノクロ専用機。モノクローム表現を極めるため、モノクローム専用イメージセンサーを搭載し、カラーフィルターと補間処理を排し、GRレンズの優れた光学性能を引き出すことで、解像力、豊かなグラデーション、低ディストーション、GRレンズの真価をモノクロームで発揮。また、NDフィルターの代わりに赤色フィルターをレンズユニットに内蔵し、印象の強い写真を得ることができ、写真表現者の心を揺さぶる。「RICOH GR」シリーズ誕生30周年を迎え、最強のスナップシューターに挑戦し続ける姿勢は、「カメラグランプリ2026 カメラ記者クラブ・技術賞」に文句ない孤高の存在として評価した。

選考理由
“撮る”という⾏為の本質に⽴ち返る設計思想のもと、操作系および表⽰系を極限まで簡素化することで、撮影そのものに深く集中できる独⾃のユーザーインターフェースを実現した点を⾼く評価。さらに、アルミ削り出しによるユニボディ構造は⾼い剛性と⼯芸的な美しさを両⽴し、カメラというプロダクトの物質的魅⼒を⼤胆に表現する。多機能化が進む従来の流れとは異なったアプローチからカメラの存在意義を問い直し、新たな価値と⽅向性を提⽰したその⾰新性は特筆に値する。

選考理由
富⼠フイルムX halfはフィルムカメラのハーフ判をモチーフにした縦位置撮影を基本とした新しいコンセプトのコンパクトデジタルカメラ。240gの⼩型軽量性で、フィルムカメラライクなルックスなど⽇常的な使いやすさで若年層にもアピール。
「期限切れフィルム」や「ミラー」「ライトリーク」など独特なフィルター効果も搭載。またライブビュー表⽰もなく画像再⽣もない、巻き上げレバーを巻かないと次の撮影ができないといった「フィルムカメラモード」を搭載するなど、デジタルカメラでありながらフィルムカメラのような撮影体験を提供するユニークなコンセプトを評価し、「カメラグランプリ2026のカメラ記者クラブ・企画賞」に選定した。