カメラ記者クラブが主催する「カメラグランプリ」は本年2012年が29回目となります。 今年も「大賞」「カメラ記者クラブ賞」「あなたが選ぶベストカメラ賞」｢レンズ賞｣の4賞にて「カメラグランプリ」を実施いたします。

　4賞はいずれも、2011年4月1日から2012年3月31日までに国内で新発売される機種が選考対象となり、「大賞」と「レンズ賞」は一年間に日本国内で新発売されたスチルカメラおよびレンズの中からもっとも優れた一機種を、「カメラ記者クラブ賞」は「大賞」を受賞したカメラを除くすべてのカメラと写真製品・機材を対象に、大衆性、話題性、先進性に特に優れた製品をカメラ記者クラブ会員の合議によって選出する賞です。｢あなたが選ぶベストカメラ賞｣は、「大賞」「カメラ記者クラブ賞」｢レンズ賞｣とは異なり、一般ユーザーの投票によって選出される賞で、カメラに興味を持つ一般ユーザーの皆さんが投票可能な賞です。なお、投票いただいた方の中から抽選で豪華賞品が当たります。

　1984年から始まった「カメラグランプリ（主催：カメラ記者クラブ・運営：カメラグランプリ実行委員会）」は、 毎年4月1日から翌年3月31日までの一年間に日本国内で新発売されたスチルカメラの中から、もっとも優れたカメラ１機種を選び表彰するものです。
　25周年を迎えた2008年に、カメラグランプリをイベントの総称と位置づけ、賞の名称を「大賞」としました。
　「写真の日」である6月1日に開催されるカメラグランプリの授賞式は、写真の日の恒例行事のひとつ。20年以上の歴史ある賞のひとつに数えられるとともに、カメラ業界のシンボル的な権威ある賞のひとつとして定着するようになりました。
　カメラグランプリの選考は、カメラ記者クラブのメンバーだけではなく、記者クラブ加盟誌の各編集長（もしくは代表者）、およびグランプリ実行委員が委託した学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家等で構成された約50名の選考委員によって行なわれています。
■カメラグランプリ2012の選考委員リストはこちら

　2011年より、優れたレンズを選定し表彰する「レンズ賞」を制定いたします。 「大賞」と同じ期間に日本国内で発売されたレンズが対象で、選考委員の投票により、ベストレンズを決定します。
■カメラグランプリ2012の選考委員リストはこちら

　カメラグランプリ25周年を迎えた2008年には、それを記念して「あなたが選ぶベストカメラ大賞」を制定しました。
　ユーザーの皆さんにも、カメラグランプリに参加していただこうということで設けたもので、 　Webサイト 　にて投票していただき、もっとも得票数の多かった機種を「大賞」、「レンズ賞」、「カメラ記者クラブ賞」とともに表彰するものです。 　カメラグランプリの選考委員、カメラ記者クラブメンバーとは違う、ユーザーの視点で選ばれる賞ということで、その結果が注目されます。 　2011年より「あなたが選ぶベストカメラ賞」と名称を変更いたします。 　

　カメラグランプリの選考後に、大衆性、話題性、先進性に優れた製品をカメラ記者クラブのメンバーの合議によって選ぶ「カメラ記者クラブ特別賞」を1990年から創設し、コンパクトカメラや写真関連アクセサリーといったものにもその対象を広げて選定をするようになりました。